こんにちは、しょうたです。
今回は、
こういった疑問にお答えします。
この記事を書く私は、ブライダル業界歴6年。さまざまな式場会社を調査し、各式場の特徴を研究しています。また、大手エージェントへの繋がりもあり、ブライダル業界の動向を日々調査しています。
はなやかで女性なら誰もが夢見る結婚式。それを支えるのが式場ですが、新郎新婦をお金としか見ない悪徳式場が多いのも事実です。
もしあなたが、悪徳式場に成約をしてしまった場合・・・お金と時間をドブに捨てることになります。
そんな悪徳式場に騙されないでほしい。そんな思いでこの記事を書きました。
この記事を読むだけで、悪徳な式場を見極める力が付きます。ぜひ最後までご覧ください。(3分程度で読み終わります。)

悪徳な結婚式場の特徴

悪徳な結婚式場はどんな特徴があるのか。それは、
- 今日決めてくれたらこれだけ割引しますという即決割引がある
- 割引額が異常に高い(50~100万円割引)
- 成約しないと言っているのに長時間拘束する
- 競合先の悪口を言う
などです。細かいところも含めるとまだありますね。
ただ、1つでも当てはまれば悪徳式場の可能性が大きいので気をつけましょう。
それでは、詳しく解説をしていきます。
即決割引がある
こちらから何も交渉をしていないのに即決割引を出す式場は、悪徳式場の典型的な一例です。
- 今日決めてくれたらこれだけ割引します
- 明日以降はこの割引は適用できないので、今日決めないと損ですよ
- あなたたちだけの、本日限定の特別割引です
このような甘い言葉で、即決割引を魅力的に感じさせてきます。新郎新婦は、相談する時間や悩む時間も与えられません。
まず前提に、即決割引はあって無いような割引です。
例えば、即決割引を出されても決めずに1週間悩んだとしましょう。悩んだ結果、即決割引を適用する条件で成約をすると伝えると、普通に適用してくれます。
それは、「競合先に行ってほしくない」それだけです。
競合先に行かれてそこで決められたら、お金も何も入ってきません。だから、式場としては即決をしてほしいのです。
相談する時間や悩む時間を与えずに決めさせようとする式場は、
- 割引を適用した分以上に見積もりが上がる
- 成約後のプランナーの態度が急変する
- プランナーのレベルが低い
- 言った言わないで揉めることになる
- クレームを入れるとそっけない態度で対応する
- 融通が全く効かない
などの特徴があります。
特に、即決割引で見積もりが下がったのに、打ち合わせになると数百万円上がることが多いです。
こちらは交渉していないのにプランナーから出される即決割引は、必ず見積もり金額が上がるようになっています。
即決割引に惑わされないように、騙されないようにしましょう。
割引額が異常に高い
先ほどの即決割引と重なるところもありますが、割引額が以上に高い場合も注意が必要です。
だいたい50万から100万円割引というのは、本当にお得になっているのか疑問ですね。そんなに大きな金額を下げれる理由は2つあります。
- 上乗せした見積もり金額を提示して、そこから割引をしている
- 会場費やプロデュース料、サービス料など式場が金額を操作できるところを割引している
式場は損をすることなく、「がんばりました!」といかにもお得になっているように見せてきますが、そんなことはありません。
まずは、①の説明をします。下記をご覧ください。
- A社→見積もり金額320万円→割引後の金額300万円
- B社→見積もり金額400万円→即決割引後の金額300万円
どちらも最終的に同じ金額ですが、B社のほうが割引額が高くお得に感じる錯覚になります。
こうして文字として見ると、「同じ金額やん!」と冷静になれますが、いざその場で即決割引を出されると割引金額が大きくお得に感じてしまうもの。
その心理を悪徳式場は利用して、最初の見積もり金額を上げて割引額を大きく見せているだけです。
次に、②の説明をします。下記をご覧ください。
- 会場費40万円
- プロデュース料30万円
- サービス料30万円
合わせて100万円ですね。この3つは、式場が好きに料金を設定できるところです。
よく、アルバム100%OFFとか司会者100%OFFというのは、アイテムから引いているように見せかけてこの3つを引いているだけ。
だから100万円割引とかができるんです。式場としても貰えればラッキーと思っているので、痛くも痒くもない割引ですね。
カメラマンや司会者が本当に100%OFFになっている場合も、アルバイトスタッフや質の悪い人気のないスタッフになります。断言します。
会場費やプロデュース料、サービス料が以上に高い式場は注意が必要です。
いきなり大きな割引をしてくる式場も、後から見積もり金額が跳ね上がる特徴があります。気をつけましょう。
長時間拘束する
帰りたいのになかなか帰してくれない。これも、悪徳式場の特徴です。
一方的に話をし続けて長時間拘束をする理由は、新郎新婦を疲れさせて正常な判断をさせないためです。
持ち帰られると、テンションが上がって脳が麻痺している状態から冷静になるので、式場のマイナス面が浮き彫りになります。
そのマイナス面を補うために、新郎新婦は競合先の式場に見学に行きそこで決める。
それを防ぐために、脳が疲れて麻痺している・・・つまり、正常な判断ができないうちに成約に結びつけたいから拘束をしてくるのです。
悪徳式場は、一度成約をしてしまうとキャンセル料をぼったくります。なので、キャンセルもしにくくなります。
成約さえしてもらえればあとはOK。という式場が多すぎるのが現状。
帰りたいのに拘束する式場は検討外にしたほうがいいです。そんなところで成約すると、後から問題が多発する傾向にあります。
あらかじめ帰りたい時間を伝えておくと予防になります。
競合先の悪口を言う
聞いてもいないのに、見学先の式場の悪口を言うのも特徴です。
マイナス面を植え付けて、そこで成約しないように阻止しているのです。
意外とこれに騙される新郎新婦も多い。
競合先の悪口を言うくらいなのだから、新郎新婦の悪口も言っていますね。知らないですけど。
それくらい、悪口を言ってくる式場は性格が悪いので、やめておきましょう。
悪徳な結婚式場に騙されないために
悪徳式場に成約をしてしまうと見積もりがぐんぐん上がり、楽しくない打ち合わせを過ごして、本番当日ではミスが目立ち・・・と最悪な結婚式になってしまいます。
騙されないようにするには、悪徳式場の特徴に当てはまっていたら少し距離を置いて冷静になって考えること。
そして、会場が気に入っていても成約しないことが重要です。
素敵な会場で結婚式を挙げてほしい気持ちはありますが、悪徳式場って意外と素敵な式場を持っていることもあります。(張りぼてですが)
会場だけの判断で即決してしまうと、「こんなはずじゃなかった」となりかねません。
会場だけではなく、プランナーをしっかり見極めてください。
- 本当にそのプランナーは、あなたたちのことを考えていますか?
- 目が¥マークになっていませんか?
- 競合先の悪口を言って、自分たちの式場を立てていませんか?
- ゴリ押しされていませんか?
そういったことを注意深く観察する。
悪徳式場の特徴も合わせて1つでも当てはまっていたら、即決はせずに持ち帰って冷静になる。
親に相談することも必須です。
信頼できる式場やプランナーは、
新郎新婦のことを第一に考えてベストな提案をします。そして、しつこく引き止めることなく、自信を持って接客をしています。
場に流されずに見極める力を付けることが必要ですね。
説得されて決めるのではなく、納得して成約をしよう
悪徳式場に捕まる新郎新婦の特徴は、プランナーに説得されて成約をしてしまいます。
説得されて決めてしまう。新郎新婦は納得していないところが問題なのです。
- 悪徳式場は、説得するために一方的に話をします
- 一般的な式場は、新郎新婦が納得するまで話を聞く姿勢でいます
納得して決めたなら、悪徳式場でも満足する・・・はず。まぁ、悪徳式場は納得させるより先に説得してきますけどね。
即決割引・・・魅力的ですよね。ただ、そんなものはありません。
その場の雰囲気に流されずに、何か不安なことがあるなら納得するまで成約はしないでおきましょう。
急かされると思います。でも、それは無視してOKです。
1番重要なのは、あなたたちが納得して決めること。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも、良質な情報発信をします。それでは、次回の記事を楽しみにお待ちください。