こんにちは、しょうたです。
今回は、
こういった疑問にお答えします。
この記事を書く私は、ブライダル業界歴6年。さまざまな式場会社を調査し、各式場の特徴を研究しています。また、大手エージェントへの繋がりもあり、ブライダル業界の動向を日々調査しています。
本記事では、海外ウェディングの需要と人気エリアについて下記のとおり解説します。
- 海外ウェディングの需要
- 海外ウェディングの人気エリア
- 結局、国内と海外どっちがいいの?
私は以前このようなツイートをしました。
コロナウイルスが落ち着けば、海外ウェディングの需要が上がってきそう。
ただでさえ披露宴の人数が減ってきているのに、コロナが拍車をかけさらに披露宴の人数は減少する・・・
その中で、2人だけor両親を招いて6人で、どうせなら海外で結婚式をする。
結婚式の在り方も変化していきますね。
「結婚式はするだけ無駄」ということを最近よく聞くようになりました。
価値観は人それぞれなので強制ではないですが、結婚式はお金では買えない一生の思い出を刻むことができます。
ただ、それなりのお金はかかります。特に海外ウェディングは「富裕層の結婚式」とイメージされる人も多いでしょう。
それなのになぜ需要が出てくるのか。深掘りをして解説をしていきます。
海外ウェディングの需要
最初に、近年の国内ブライダルマーケットを見てみましょう。
減少し続ける国内の結婚式
年々、結婚披露宴というのは減少傾向であります。
まず、厚生労働省の調査結果によると、2018年に入籍を済ませたカップルは586,481組います。
そのうち、入籍をした半分のカップルが結婚式をしない結果となっています。
(入籍組数の出典元:2018年人口動態統計の年間推計)
1972年は109,9984組の入籍を済ませたカップルがいたので、この50年余りでかなり減少したことがわかりますね。
また、昔は入籍したら結婚が当たり前でした。
現代は、入籍も減少。さらに、入籍したカップルの中でも半分は結婚式をしないので、ブライダルマーケットがどれだけ減少しているかがわりますね。
どうして結婚式が減少しているの?
下記の内容が多く挙げられるでしょう。
- ゲストに負担をかけたくない(特にご祝儀)
- お金がない
- 準備をするのが面倒
などたくさんあると思います。
この内容は何度か解説をしていますが、今回は、ゲストに負担をかけたくない(特にご祝儀)について深掘りをしていきます。
実は、ここに海外ウェディングが増えるカラクリがあります。
ゲストに負担をかけたくない(特にご祝儀)
ご祝儀は3万円が相場というルール
「結婚おめでとう」というお気持ちなので、本来はいくらでも大丈夫です。
しかし、割り切れない数字がふさわしいというルールがあるので、友人であれば3万円が一般的な常識となっています。
女性なら、衣装購入や美容室にヘアセットをお願いをすることが多いので、さらにお金が必要になりますね。
飲食や引出物で半分は返していますが、ゲストは3万円を支払ったという感覚は残ります。
そこに、
- 貴重な休日が潰れる
- 余興や決まりきった進行、映像などのコンテンツがおもしろくない
などの不満も全員ではないですが、出てくることもあるでしょう。
こういった状況から、大人数の披露宴は避けられるようになってきました。
ただ、心の中では結婚式をしたいと思っているはずです。
そこで、参列者に気を遣わず、ハネムーンも兼ねて、
と海外ウェディングが注目を浴びているのです。
お互いの両親を呼んで、海外旅行のプレゼントをするのもいいですね。一番の親孝行となることでしょう。
期間はエリアによってばらつきはありますが、例えば・・・
7日間行くとすれば、1日目はゆっくり過ごして、2日目に結婚式、3日目からは、新郎新婦と両親別々、もしくは一緒に観光というコースもありかと思います。
海外ウェディングの人気エリア
海外ウェディングの人気エリアは下記のとおりです。
- ハワイ
- グアム
- バリ
- しょうたのオススメ
詳しく解説をしていきます。
ハワイ
やはり堂々の1位はハワイです。
海外ウェディングを検討する半数以上の新郎新婦がハワイを選んでいます。
観光地としても人気を誇るので、ハネムーンを兼ねて買い物を楽しめるというポイントも大きいですね。
日本人の対応に慣れているスタッフが多いため、安心して結婚式を挙げることができます。
グアム
何より日本に近い!3〜4時間で行けるグアムは、日程が調整しやすいところや費用が安めというところが魅力的です。
両親や友人を呼ぶ場合は、時間も費用もハワイより抑えることができるのでオススメです。
バリ
アジアンリゾートの代名詞、バリ島が3位です。
滞在重視の新郎新婦にオススメです。
日本より物価が安いため買い物を楽しむこともできます。
それに、バリと言えばスパ。結婚式前後にリラックスして過ごすこともありですね。
神が住むと言われるバリ島には、きれいな海はもちろん、美しい山々があるので自然好きな新郎新婦にはぴったりです。
しょうたのオススメ
近年、観光地として人気急上昇のダナンです。
ダナンはベトナムにありますね。イメージはバリ島に近いでしょうか。
ダナンのビーチは、先ほど挙げた上位3つのエリアにも負けないほどの海のきれいさ。
水牛が通り過ぎる様子も見ることができ、のどかな雰囲気を味わえます。
ダナンの周辺には、インターコンチネンタルホテルやハイアットリージェンシーなど、洗練されたホテルも数多くあります。
そして、最強のコスパの良さ。
ベトナムは東南アジアの中でも物価が安いので、結婚式はもちろんホテルの宿泊、買い物、渡航費が安いので、コスパはどこと比較しても最強です。
周辺は観光地も多くあるので、暇を持て余すことなく楽しめます。
結局、国内と海外どっちがいいの?

結論
- 参列者に気を遣うのが嫌
- 結婚式の準備をするのが面倒
- 旅行と結婚式同時に楽しみたい
- 非日常を味わいたい
- 2人のみor両親だけで楽しみたい
という気持ちが1つでも当てはまれば、海外ウェディングを検討していいと思います。
費用に関しては、どこのエリアを選ぶかによりますが・・・
- 旅費・・・70万円
- 衣装・・・40万円
- 写真撮影・・・20万円
- 映像撮影・・・15万円
- 挙式・・・20万円
- ヘアメイク・・・8万円
- ブーケ・・・3万円
トータル・・・176万円
上記の金額は必要と思っておくといいでしょう。
国内の結婚披露宴の自己負担金がだいたい150万円ほどなので、ずば抜けて高額な金額ではないかと思います。
さらに、挙式前後に旅行も楽しめることができるので一石二鳥です。
以上のことから、海外ウェディングの需要が見込まれています。
人との触れ合いが少ない現代だからこそ、みんなに感謝を伝える国内披露宴もありだと思います。
しかし、無理して参列者を呼ぶ、自分たちが主役なのに気を遣うのが嫌だなと思うのであれば、それは非常にもったいないです。
それなら、金額的にも大きく変わることはないので、海外ウェディングも視野に入れてみましょう。
まとめ

近年、国内の結婚披露宴は減少しています。理由としては、
- ゲストに負担をかけたくない(特にご祝儀)
- お金がない
- 準備をするのが面倒
が挙げられます。
特にゲストに気を遣いたくないという意見から、2人or両親も呼んで、のどかに結婚式をしようという希望が増えつつあります。
ハネムーンと合わせて結婚式をする新郎新婦も多いですね。
- ハワイ・・・観光地としても人気を誇るので、ハネムーンを兼ねて買い物も楽しめます。
- グアム・・・両親や友人を呼ぶ場合は、時間も費用もハワイより抑えることができるのでオススメです。
- バリ・・・日本より物価が安いため買い物を楽しむことができます。それに、バリと言えばスパ。結婚式前後にリラックスして過ごすこともありですね。
- ダナン・・・ベトナムは東南アジアの中でも物価が安いです。結婚式はもちろんホテルの宿泊、買い物、渡航費が安いので、コスパはどこと比較しても最強です。
- 参列者に気を遣うのが嫌
- 結婚式の準備をするのが面倒
- 旅行と結婚式同時に楽しみたい
- 非日常を味わいたい
- 2人のみor両親だけで楽しみたい
という気持ちが1つでも当てはまれば、海外ウェディングを検討してみて。
海外ウェディングの相場は176万円ほど。
国内の結婚披露宴の自己負担金がだいたい150万円ほどなので、ずば抜けて高額な金額ではないかと思います。
以上のことから、これからは海外ウェディングもオススメです。
海外ウェディングが富裕層だけというのは昔の話です。
国内披露宴+ハネムーンをするのであれば、海外ウェディングが安くなることもあります。
国内・海外はどちらも一長一短ありますが、どちらも一生の思い出に残るのは間違いないです。
ただ、これからは2人の時間、両親と過ごす時間が重視されていきます。
結婚式をしようと決まれば、海外ウェディングも視野に入れてみてください。