こんにちは、しょうたです。
今回は、
とコメントをいただきましたので、現代社会に焦点を当ててさらに深掘りをしていこうと思います。

この記事を書く私は、ブライダル業界歴6年。さまざまな式場会社を調査し、各式場の特徴を研究しています。また、大手エージェントへの繋がりもあり、ブライダル業界の動向を日々調査しています。
本記事は、前半と後半に分けて
- 前半:現代社会で結婚式をする意味
- 後半:今後どのように結婚式が変化するのか
について詳しく解説をしております。
現代社会で結婚式をする意味

結論は、
安心できる生活を送るため
です。
これを聞いて、
と思われる人も多いかと思いますが、現代の人は安心を求めて結婚をする人が増えてきていると統計で出ています。
震災を経験して・・・
少し古い統計ですが、東日本大震災がきっかけで結婚への意識が高まり、安心を求めて婚活をする独身女性を中心に増えてきました。
2011年にゼクシィ が行った調査では 、
未婚もしくは婚約中の人に
と聞いてみたところ、
A.震災前より、結婚したいという思いが強くなった(27%)
A.震災後、結婚したいと思うようになった(9%)
と、全体の3割以上の人が、震災前より結婚をしたいという気持ちが高まった、という結果になっています。
さらに、婚約中の人に
と聞いてみたところ、
震災をきっかけに結婚を決めた(12%)
と回答をしています。
この割合が大きいか小さいかは人それぞれ感じ方が違うと思いますが、震災が結婚に対する考え方に与えた影響はかなり大きいと思います。
また、既婚もしくは婚約中の人に
とも聞いてみると、
A.あった(58%)
と回答する結果になりました。
お互いを心配したり思いやることで、よりよい関係を築けた夫婦、カップルも多くいます。
この調査で、一番大きな心境の変化が見られたのは一人暮らしをする女性です。
震災を受け、死に対する恐怖や周りに助けを求めれない不安から、パートナーがいる心強さを感じ安心を求めて結婚をしたいと思う女性が増えました。
これは震災だけではありません。
- 大雨
- 洪水
- 台風
- 今世間で騒がられているコロナウイルス
など、多くの天災が原因で安心を求めパートナーと結婚することは多くあります。
先ほどの例は女性に焦点を当てましたが、男性も例外ではありません。
男女関係なく当てはまることを次から解説をします。
悩みを聞いてくれるとき
仕事や人間関係、将来の不安などさまざまな悩みを抱えているとき、頼れるパートナーがいれば気持ちが落ち着きますよね。
悩みを察して真剣に話を聞いてもらう、お互いが良き理解者として支え合うことに幸せを感じられることもあります。
お金の心配が少なくなる
かなり現実的でロマンチックさはありませんが、お金に対する不安も解消できます。
お金の心配をなくすには、固定費を下げることが挙げられます。特に、家賃は固定費の中でも大きな割合を占めますよね。
こういった家賃や生活費をお互いに折半することで出費が減り、お金に対する心配も少なくなるでしょう。
2人で住むからといって家賃も生活費も倍になることはありません。
また、もし仮に自分が仕事ができなくなったとしても、パートナーがいることでしばらくは大きく収入に困ることはないですね。
2人の収入を合わせると生活にも余裕を持つことができますね。
体調が悪いとき
風邪を引いたときや病気で動くことができないときでも、パートナーがいることで支えてもらい安心することができ幸せを感じるものです。
一人なら食事すらままならないですが、パートナーが料理を作ってくれたり、薬を用意してくれたりすると、結婚して良かったと感じるのではないでしょうか。
今は男女関係なく社会に出て活躍できる時代です。職種によっては女性のほうが給料を多くもらえることもあるでしょう。
なので、結婚をしない人が急増しています。結婚をしなくてもいい時代になりました。
ただ、1人ではできなことがあります。1人だと不安や心配がつきものです。
これらは、パートナーを見つけ結婚することで不安や心配ごとがなくなり、安心して生活ができる。
それが、現代社会で結婚をする意味かと私は考えます。
今後どのように結婚式が変化するのか

結論は
家族のみor親しい友人を招いての少人数結婚式がメインとなる
です。
恐らく、大人数呼んで披露宴をするというスタイルは減っていくでしょう。
ゼクシィ トレンド調査でも、
全国規模ですが、2013年の平均人数が73.1人に対して2019年の平均人数は66.3人と約7人ほど減少しています。
地域別に見ると大きく差が開いているところもあります。
参列者が減っている原因は、
- 大人数を呼ぶほど友人が少ない
- 親しい人だけでいい(狭く深く)
- 結婚式に費用をかけたくない
- 参列者に気を遣いたくない
- 祝儀の負担をかけたくない
などの理由が挙げられます。
今年はコロナウイルスが流行した結果、ソーシャルディンスタンスを保つ必要が出てきました。その結果、さらに拍車がかかり参列者の人数を減らす傾向があります。
新たな生活様式が取り入れられる今、結婚式も大人数ではなく家族のみや親しい友人を招いての少人数結婚式が増えていきます。
また、今後はハネムーンを兼ねて2人だけもしくはお互いの両親を呼んだ6人で海外ウェディングも需要が出てくるでしょう。
それが最大の親孝行であり、親御様も楽しみにしているので。

まとめ

安心できる生活を送るため
現在は、結婚をしなくても生きていける時代です。でも、1人ではできなことがあります。1人だと不安や心配がつきものです。
- 地震や台風などの自然災害
- 悩んでいるとき
- お金の心配があるとき
- 体調が悪いとき
など、男女問わずパートナーを見つけ結婚をすることで、さまざまな不安から解消され安心して幸せな生活を送ることができます。
家族のみor親しい友人を招いての少人数結婚式がメインとなる
年々披露宴の参列者が減っているのにもかかわらず、コロナウイルスがさらに拍車をかけ、ソーシャルディスタンスを守る理由から大人数の披露宴が少なくなっています。
新たな生活様式が取り入れられる今、結婚式も大人数ではなく家族のみや親しい友人を招いての少人数結婚式が増えていきます。
また、今後はハネムーンを兼ねて2人だけもしくはお互いの両親を呼んだ6人で海外ウェディングも需要が出てくるでしょう。
ただ、これはあくまで傾向です。
周りに流されずにあなたがやりたい結婚披露宴を行うことがベストです。その願いを叶えるために、我々ウェディングプランナーがいます。