こんにちは、しょうたです。
今回は、
こういった疑問にお答えします。
この記事を書く私は、ブライダル業界歴6年。さまざまな式場会社を調査し、各式場の特徴を研究しています。また、大手エージェントへの繋がりもあり、ブライダル業界の動向を日々調査しています。
先日に下記のツイートをしました。
ウェディングプランナー歴6年の僕ですが、必ず接客前に「初心に戻る」ようにしています😌
接客業に慣れてくると怠惰が生まれてくるもの。
ウェディングプランナーを志した気持ちを忘れず、どんなときでも新郎新婦の目線に立つことが大切。
今日も初心に戻り新郎新婦に寄り添う接客をしていきます💪
— しょうた@ウェディングソムリエ (@shotablog0612) December 17, 2020
ウェディングプランナー歴6年の僕ですが、
必ず接客前に「初心に戻る」ようにしています😌
接客に慣れてくると怠惰が生まれてくるもの。
ウェディングプランナーを志した気持ちを忘れず、
どんなときでも新郎新婦の目線に立つことが大切。
今日も初心に戻り、新郎新婦に寄り添う接客をしていきます💪
上記を深掘りしていきます。
ウェディングプランナーの「本質」を書きました。
ウェディングプランナーとして働くうえで大切なこと【6年の実務で気づいたこと】

どんな仕事でも、心がけるべき大切なことがあります。
その中で、ウェディングプランナーとして大切なことは下記の3つです。
- 新郎新婦の目線に立つこと
- 安心感を与えること
- しっかり休むこと
順番に解説をしていきます。
新郎新婦の目線に立つこと
これはツイートのとおりですね。
多くの新郎新婦は、結婚式に参列したことはあっても自分たちが主役になるのは初めての経験です。
なので、知らないことが多く、わからないことすらわかりません。
そのときに頼りになるのがウェディングプランナーです。新郎新婦に寄り添ってサポートをするのがウェディングプランナーの仕事。
しかし、仕事に慣れて、知識や経験がある程度ついてくると新郎新婦の目線に立てないウェディングプランナーが多くいます。
「これくらいわかるだろう」「この用語くらい常識だろう」などですね。「わかっているだろう」という前提で話を進めるのはNG。
新郎新婦は、わからないことがわからないので、淡々と話を進めると質問もしにくくなります。
厳しいですが、この状況はウェディングプランナーとして失格です。
あなたも、最初は結婚式についてわからないことだらけだったと思います。そのわからない気持ちを大事にしましょう。
ウェディングプランナーとして必要なことは「新郎新婦と同じ土台で話をすること」です。
初心に戻り、きちんと新郎新の目線に立ちサポートしましょう。
それができないなら、ウェディングプランナーとして働くことは難しいです。
安心感を与えること
もっと噛み砕いた言い方をすると、圧迫感を感じさせない接客をするという意味です。
安心感というと、
- 頼りになる
- なんでも知っている
- 親身になってくれる
などをイメージすると思いますが、これはウェディングプランナーとして当然です!
圧迫感がある接客というのは、
- 即決を求める
- 成約するつもりがないのに長時間拘束をする
- 色々と急かされる(これは打ち合わせでも当てはまりますね)
などです。こんな接客をされたら、新郎新婦は安心してあなたに任せることはありません。
圧迫感を感じさせない接客をすると、信用も信頼もされやすいです。
なぜなら、
「このウェディングプランナーは、自分のことだけじゃなく私たちのこともきちんと考えてくれている」
と思われるようになり、それが安心感に繋がるからです。
圧迫感を与える接客からは何も生まれてこない、むしろマイナスになるだけです。
しっかり休むこと
ウェディングプランナーは、どの接客業の中でも体力的、精神的にハードワークです。
僕も、ぶっちゃけしんどいときがかなりあります。現時点でウェディングプランナーとして頑張っている人も、「華やかな仕事だけどしんどいな・・・」と感じているはずです。
なので、しっかり休みましょう。
昔の僕は、「休む=サボる、怠けている」とか「大変な仕事→我慢する」だと思っていました。しかし、これは完全に間違いです。
もちろん、仕事がめんどくさくてサボるとか逃げるのはどうかと思いますが、
しっかり新郎新婦に寄り添って仕事をしてから休むのは当たり前の行為です。
ウェディングプランナーの離職率がかなり高い理由は、休むことができないからと言われています。
しっかり休んでリフレッシュをして、元気な姿で接客をするべきです。そうじゃないと、この仕事はできないですよ。
悪徳な式場から逃げろ

残念ながら、世の中には新郎新婦のことをお金としか見ていない式場が多くあります。
そんな悪徳な式場で働いていても消耗するだけです。ウェディングプランナーの本質を知ることはできません。
ただ、自分の式場が悪徳なのかわからないと思います。悪徳な式場は、ウェディングプランナーも洗脳をしますからね。
客観的に見て、悪徳な式場は下記の4つです。
- 即決割引と長時間拘束は当たり前
- とりあえず、申込金を取ろうとする
- 成約にならなければ怒られる
- 他の式場の悪口を新郎新婦の前で言う
順番に解説をしていきます。全て典型的な例です。
即決割引と長時間拘束は当たり前
今となっては、この手法はどこの式場も取り入れていますね。
最初は料金を増した見積書を出して、「今日決めてくれたらここまで割引をします」という汚い手口です。
そして、決めないと言っているのにも関わらず拘束をして帰さないのもありますね。
確かにこのやり方で成約をしてくれる可能性は高いですが、合わせてクレームも多くなります。
そうなると、新郎新婦もウェディングプランナーも消耗してしまいます。これは本質ではありません。
まともな式場に転職をしましょう。
とりあえず、申込金を取ろうとする
説明しなくてもこれは論外とわかりますよね。
- 勉強代として
- 日程を押さえるためなら安い
- 他の式場で成約するならこの申込金はその式場が負担してくれる
など、あの手この手で申込金を取ろうとする式場があります。
申込金を支払えば、新郎新婦はキャンセルしにくいという心理を使った悪徳な式場の典型的な一例です。
こんなところで働いても何も得ることはできませんので、早急に辞めましょう。
成約にならなければ怒られる
これは行き過ぎた場合ですね。
前提ですが、「なぜ成約ができなかったのか」と反省したりアドバイスを受けることは必須です。
ただ、悪徳な式場の場合は怒られます。いや、怒鳴られると言ったほうが正しいでしょうか。
イメージとしては、昭和の体育系営業マンですね。今の時代ならパワハラで一発アウトです。
人の幸せのお手伝いをするのがウェディングプランナーの仕事なのに、自分のメンタルがやられては意味がないです。
他の式場の悪口を新郎新婦の前で言う
これもよくありますね。
競合先の式場に見学に行ってほしくないから、悪口を言ってマイナスイメージを植え付けてきます。
ここは賛否が分かれますが、私は悪口を言う式場は悪徳な式場と認識しています。
なぜなら、悪口は「ネガティブイメージ」や「マイナスイメージ」を連想させます。
幸せな結婚式を作りたいのに、「ネガティブ発言」や「マイナス発言」をするウェディングプランナーに任せたいと思うでしょうか?
悪口を言うウェディングプランナーは、結婚式に携わる資格なしです。
有名ホテルは悪徳な商売はしない
これは僕の偏見が入っていますが、あながち間違ってはいないと思います。
なぜなら、有名ホテルはブランドや高級ホテルのイメージを崩したくない、プライドの高い人が働いています。
そんなホテルが、悪徳な式場の真似をするはずがありません。
僕も外資系の有名ホテルで働いていますが、そのホテルはもちろん、周辺の有名ホテルもまともな商売をしていますね。
だからこそ、有名ホテルは安心感があるのでしょう。
僕の言うことは無視でOKです
散々悪徳な式場で働いてはいけないと言いましたが、無視して構いません。
何が悪徳で何が真っ当なのかは、あなたが決めることですから。
ただ、少なからず悪徳な式場で働いていては、「ウェディングプランナーとしての本質を学ぶこと」「働くうえで大切なこと」を知ることなく消耗してくだけです。
それが嫌なら真っ当な商売をしている式場を見つけて、もしくはフリーランスになって、たくさんの新郎新婦の幸せのお手伝いをしてください。

失敗を恐れず続けることが大事

僕が、ウェディングプランナーの本質・働くうえで大切にしていることに気づけたのは、たくさんの失敗をしてきたからです。
本当に多くの失敗をしてきました。
- 表情がすぐに顔に出て怒られる
- 競合先に負けたくないと思いが強く目が¥マークになる
- なかなか成約率を上げることができなく才能がないと言われる
- 担当変更をされた
などなど、多くの失敗・挫折をしています。だからこそ、ウェディングプランナーの本質を知ることができたのです。
今のウェディングプランナーは、失敗をするとブライダル業界から離れる人が多いです。
気持ちはわかります。ウェディングプランナーは本来、失敗をしてはいけない職業ですからね。緊張感が常につきまとい、それが嫌になることもあります。
ただ、それは働く環境によっても変わるはずです。
先ほど、「失敗をするとブライダル業界から離れる人が多い」と言いましたが、これは悪徳な式場で働いている人に多いです。
真っ当な式場やホテルで働いている人は、上司や同僚に励まされながら失敗をバネにして働いています。
そして、ウェディングプランナーの本質、大切にしていることを自分なりに見つけているのです。
あなたも、たくさん失敗を経験してください。一度や二度くらいは逃げても大丈夫。ただ、また戻ってきて続けることが大切です。
そうすれば、ウェディングプランナーの本質がわかり、自分なりに働くうえで大切なことが理解できるはず。
その状態で働いていると、ウェディングプランナーの仕事が楽しくて天職になっていますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも、良質な情報発信をします。それでは、次回の記事を楽しみにお待ちください。