こういった悩みにお答えします。
監修者:しょうた
この記事を書く私は、ウェディングプランナーから未経験でWebマーケティング業界に転職しました。SEOコンサルタントを経験したあと、今では美容クリニックの専属Webマーケターとして働いています。SEOで上位表示を目指すサイト設計やキーワード選定、コラムの執筆などを担当しています。
未経験でもWebマーケティング業界に転職は可能です。ただし、本を読みつつブログを書いて勉強する必要はあります。
Webマーケティング業界は、これからも伸び続ける業界として注目されています。
理由は、「利益率がいいので稼ぎやすく、フリーランスとしても独立しやすい」からです。
ただ、Webマーケティング業界は未経験でも転職はできるものの、知識が全くない状態では難易度はかなり高いです。
それに、Webマーケティング業界でもさまざまな会社があるので、調べもせずに採用された会社に入社すると「思っている仕事と違う。激務すぎてしんどい」と疲弊することもあります。
そうならないために、未経験でもWebマーケティング業界に転職できる方法と、Webマーケティング会社を選ぶときのポイントを合わせて解説しています。
これから、未経験でwebマーケティング業界に転職するあなたに向けて記事を書いています。ぜひ最後までご覧ください。
(3分程度で読み終わりますよ。)
未経験からWebマーケティング業界に転職する方法【結論:ブログ書け】
スキルや経験がなくてもwebマーケティグ業界には転職できます。
ただ、Webマーケティングを独学することが大事です。
そのために、ブログを書きましょう。
僕も未経験からWebマーケティング業界に転職しました。
本を読みつつブログを書いて勉強していたことが、転職を成功させたポイントです。
正直、知識が全くない状態からの転職は厳しいです。
なので、かんたんな基礎知識を身に付けるために、本を3冊くらい読みブログを書いて勉強しましょう。
「自分から学ぼう」という行動があれば、未経験だとしても一定の評価はしてくれます。
かんたんな基礎知識さえ身に付ければ、あとは会社に入社したあとの研修で大丈夫です。
基本的にWebマーケティング会社のお客様は「Webマーケティングに詳しくない中小企業」なので、難易度は高くないです。
知識ゼロの会社に対して、コンサルティングをして売り上げを伸ばす感じですね。
だから、最初は基礎知識があればOK。
応用は会社に入社したあとの研修で賄えます。
それでは、基礎知識を身に付ける勉強は下記のとおりです。
- 本を読む(オススメの本3冊を紹介)
- ブログを開設する
- 分析ツールを導入する
詳しく解説します。
本で独学しつつ、ブログや分析ツールでWebマーケティングを実践するイメージです。
本を読む(オススメの本3冊を紹介)
SNSやネットでは、「とりあえずブログ書け」と言われていますが、先にWebマーケティングに関する本を3冊くらい読むことをオススメします。
オススメは下記の3冊です。
- 沈黙のWebマーケティング
- 沈黙のWebライティング
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
この2冊は、Webマーケティング業界では超有名!
分厚い本ですが漫画形式で読みやすく、章が終わるごとに詳しい解説もあるので理解しやすいですね。
「Webマーケティング」と「Webライティング」は、ブログをする上で必要な知識です。
それに、この本の内容さえきちんと理解できれば、ブログでも会社に入社したあとでも結果は出ます。
とりあえず、Webマーケティング業界に転職したいなら読みましょう。
沈黙の Webシリーズを知らないと、採用もほど遠くなります。
当たり前ですが、ブログを書くうえで文章を書くことは必須です。
ただ、「話せるのに書けない。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。」という人が多いです。
「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為。
そう教えてくれるのがこの本です。
自己満足なブログは誰も読みません。
人に読んでもらうためには、読んでもらえる文章に変換することが大事です。
沈黙のWebシリーズでWebマーケティングの基礎を勉強したあとにこの本を読めば、知識はかなり付きますよ。
僕も最初のころは、本を読まずにとりあえずブログを書いていました。
ただ、今では本を読んでからブログを書けばよかったと後悔しています。
本を読めば、いい記事をわかりやすく書くことができて成果も出やすいです。
ブログで成果が出れば、Webマーケティング業界の転職はかんたんにできますよ。
ブログで成果を出すとは、「Googleの検索順位で上位表示させること」や「広告で稼ぐこと」です。
ブログを開設する
次に、ブログを解説しましょう。
僕はブログをしていたおかげで転職ができました。
未経験なら、ブログを書くことが1番オススメですね。
ブログにはWebマーケティングに必要な知識やスキルなど、たくさん勉強することができます。詳しくは下記のとおり。
- WordPressの知識
- ライティングスキル
- アクセス解析スキル
- サーバーやドメインの知識
- SEO(Googleの検索結果で上位に上げる)スキル
ブログを改善しながら書き続けるだけで、こんなにも多くのことを勉強できます。
ブログをしない理由はありませんね。
ネットを見ると、「サーバー(ネットの土地)」や「WordPressのテーマ(Webサイトやデザインなどのテンプレート)などがたくさん解説されていて、どれがいいのかわからなくなると思います。
結論、未経験だけどブログでWebマーケティングを勉強したいなら、下記のサーバーとWordPressテーマでOK。
- サーバー→ConoHa WING
- WordPressテーマ→JIN
他は見なくてOKです。
なぜなら、初心者にもかなりわかりやすく設計されている。
使用者も多いため、わからないことがあってもググればすぐに答えがわかります。
ちなみに僕は、上記のサーバーとWordPressテーマでブログを書いています。
サーバーのConoHaは、IT業界大手のGMOが運営しており安心です。
WordPressテーマのJINは、プログラミングやデザインのスキルがなくても超かんたんにブログを書くことができます。
テンプレ化されているので、誰でもおしゃれなブログが完成しますね。
詳しくは、プロブロガーヒトデさんのブログを参考にしてみてください。
JINのセットアップは、下記の動画が1番わかりやすいです。
分析ツールを導入する
Google AnalyticsやSearch Console、キーワードプランナーなどを導入して、あなたが書き続けたブログを分析します。
- 記事にエラーは出ていないか
- どのキーワードでよく検索されているのか
- どの記事がどのくらいのアクセスを集めているのか
などを調べるのに役立ちます。
どれも無料なので、ブログを開設したときに導入するといいですね。
触りだけでいいので、ネットで調べつつ分析してみることをオススメします。
以上です。
ブログは最初に1万円〜2万円ほどの初期投資が必要ですが、未経験でWebマーケティング業界に転職したいなら必要な自己投資!
それに、サーバーは月に1,000円ほど・WordPressテーマは買い切りなので、金銭的な負担は少ないと思います。
他にも、Webマーケティングを勉強する方法としては、広告運用やSNS運用があります。
しかし、広告にはそれなりのお金が必要ですし、SNSをするなら何かと掛け合わせる必要があります。
例えば、SNS✖️ブログとかSNS✖️動画編集など。
ブログはお金をあまりかけずに運用できますし、うまくいけば稼げる額も青天井です。
稼げなくても「多くのスキルが身に付く」、僕のように「ブログを書き続けたことがが決め手でWebマーケティング業界に転職もできる」など、メリットばかりです。
だから、未経験でWebマーケティング業界に転職をするなら、ブログを始めることをオススメします。
Webマーケティング会社を選ぶときのポイント3選
Webマーケティング業界と言っても、さまざまな職種があります。
「あなたがWebマーケティング業界で何をしたいのか」
ここでは、下記の3つに分けて解説します。
- とりあえず、Webマーケティング会社に入社をしたい人
- Webの広告運用に関する仕事をしたい人
- ブログやアフィリエイトが好きな人
とは言いつつ、入社前からどれにするか決めるのは難しいと思うので、参考にしつつ考えてみてください。
①とりあえず、Webマーケティング会社に入社をしたい人
SEOや広告運用など、何かやりたいかわからないあなたは、Webマーケティング全般を扱っている会社に就職すればOKです。
社員数も100名前後のような規模感ですね。
あまりにも大手だと、入社するのにハードルが高くなります。
また、Webマーケティング会社だけど全く関係のない部署に配属されることもあるので注意が必要です。
やりたいことが曖昧だと、部署も曖昧にされますからね。
②Webの広告運用に関する仕事をしたい人
Google広告やYahoo広告・Facebook広告・YouTube広告などを運用している会社に行きましょう。
募集欄では、広告運用やリスティング広告と記載しています。
クライアントの広告を運用しつつ、コンバージョン(成約率)を上げていく仕事ですね。
会社によっては、月に数百万円〜数億円まで運用することもあるので、広告運用に関するスキルはかなり身に付きます。
それを副業として応用することもできるので・・・稼ぎやすいですね。
③ブログやアフィリエイトが好きな人
SEO系の会社がオススメです。
SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化とも呼ばれ、検索結果(GoogleやYahooなど)で自社サイトを検索上位に上げる技術のことです。
ブログやアフィリエイトをしている人にはかなりオススメですね。
会社でSEOについて学んだ知識を、そのままあなたのブログに反映することもできます。
インプットした知識をアウトプットすることでスキルは身に付きますし、稼ぐことも可能なので一石二鳥ですね。
オススメしないWebマーケティング会社
ここまでで、Webマーケティング会社でもさまざまな職種があると解説しました。
ただ、Webマーケティング会社でもオススメしない職種があります。
それは・・・テレアポです。
1日に100件〜200件ほどの中小企業や個人事業主に電話をかけて、自社の商品を売っていく仕事ですね。
完全歩合制のところが多いので、成約数が多ければ他より稼げることは稼げるのですが、オススメはしません。
理由は下記のとおりです。
- Webマーケティングスキルは身に付かないから
- ノルマが高く、押し売りをする会社もあるから
なぜ、あなたはWebマーケティング会社に行きたいと思ったのか。
それは、Webマーケティングスキルを身に付けるためだと思います。
テレアポでは、営業スキルしか身に付きません。
営業も大切ですが、Webマーケティング会社なら、マーケティングを活かしてWebからの集客をするほうが効率的だと思います。
それができないのは、Webマーケティングができないのと同じですね。
ちなみに、僕はテレアポをするWebマーケティング会社に面接へ行ったことがあります。
そこで言われたのが、「クライアントの奪い合い」や「クライアントが取られそうになったら、他社と喧嘩をしてでも阻止しろ」などと言われました。
めっちゃ押し売りですね。即帰りました。
求人を探すときに、Webマーケティング会社だからといって安易に応募せず、きちんと仕事内容を見てから応募しましょう。
Webマーケティング業界の転職にオススメなエージェント
オススメは下記のとおりです。
JACリクルートメント:ハイクラス案件(年収アップ)に圧倒的な強みがある転職エージェント
- dodaエージェントサービス:求人数が豊富(非公開求人を含む約10万件)
- JAIC:高い内定率と定着率で有名な第2新卒向け転職エージェント
自分で探すのもありですが、まずは転職エージェントで相談しつつ探していくほうがオススメです。
なぜなら「どの求人が紹介できるのか」「年収はどのくらいになるのか」「非公開求人もあり」など、転職エージェントにしかわからないこともあるから。
「あなたが今どのくらいのレベルなのか」もわかるのでいい機会ですね。
それに、志望動機や自己PRは、転職エージェントの面談で考えるほうが早いです。
なので、いきなり申込すればOK。
あと、転職エージェントではありませんがGreenという転職サイトもオススメです。
ITやWeb業界に強く、大手・中小企業問わず求人があります。更新頻度も高め。
サイトも使いやすいので、ここも見てみる価値はありますね。
僕は、Green経由で採用になりました。
ただ、自分で探す必要があり志望動機や自己PRも自分で考える必要はあります。
Webマーケティング業界の転職はオススメです
Webマーケティング業界で働くと、SEOにもWeb広告にも詳しくなるので、そのほかの業種にもいろいろと応用ができます。
下記は電通が出しているWeb広告費の推移ですが、毎年確実に伸びていることがわかりますね。
(引用:2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析)
Web広告費が増えることは、Webマーケティング業界にお金が増える。
つまり、Webマーケティング業界は伸びていく業界です。
ただ、Webマーケティングができる人は少ないので、どの企業も優秀な人材を欲しがっています。
それにWebマーケティングのスキルがあれば、ブログやアフィリエイトを立ち上げて自分で稼ぐこともできるし、企業や個人事業主向けのコンサルティングもできます。
「個人で稼ぐ」ことが重要視になる時代にピッタリですね。
このように、将来性があるWebマーケティング業界は転職先としてはオススメです。
未経験でも転職できるし個人で稼ぐスキルも身に付くので、ぜひチャレンジしてみてください。
✔️転職エージェントのオススメ3社
JACリクルートメント:ハイクラス案件(年収アップ)に圧倒的な強みがある転職エージェント
- dodaエージェントサービス:求人数が豊富(非公開求人を含む約10万件)
- JAIC:高い内定率と定着率で有名な第2新卒向け転職エージェント
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも良質な情報発信をします。
それでは、次回の記事を楽しみにお待ちください。